無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

走りだして5分後、

○○の駅前で2人は副店長が

運転するワンボックスカーから降りた。

『お疲れ様2人とも、

あさって、瑠璃ちゃん昼2時から6時ね。

希空ちゃんが6時からラスト。

あんまり、飲み過ぎないように。

じゃあ、お疲れ様。』

そう言って副店長は

店に戻って行った。

2人は居酒屋に向いて歩いていった。

菜々の行きつけの居酒屋は

見た目がボロボロの暖簾で

中も汚いイメージがあるが

出てくるの一品料理は格別に

おいしい。

菜々も最初は酔った勢いで

立ち寄った以来

ここで飲んでる時は

必ず寄るぐらいのお店になった。

そんなこんなで

2人は居酒屋に着いた。

架純は初めてなので

外観のボロさに圧倒されていると

菜々は平然と入口を開けて、

調理場で立っている店主に

話しかけた。

「お父さん。ただいま。

今日後輩連れてきたよ。

1番おいしい刺身と

今日のオススメ適当によろしくね。」

『菜々ちゃんいらっしゃい。

おじさん腕によりをかけて

作るから任せておきな。

そういえば、

いつも一緒にいるあのコ

今日一番で来たよ。

あとでまた来る言ってたから

そろそろ戻ってくる頃だと思うよ。

約束してるのかい？』

あのコとは愛李の事だ。