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第6章 月に100万円のお小遣い
「そういえば、架純ちゃん聞いてよ。」
『どうしたんですか菜々さん。』
「今日来たお客さんヘンなのよ。」
『ヘンなお客さんはいっぱいいる
じゃないですか?』
「そうだけど、めちゃくちゃ無愛想で
プレイしたらすぐ果てちゃったと
思ったら、帰っちゃったの。
70分なのに、20分ぐらいで。
おかしいと思わない?」
『たしかにおかしいですね。
普通なら残りは喋るか、
もう1回するかですよね。』
「だから、ヘンなのよ。
なにか悪い事しちゃったかなーって。」
『考えすぎですよ。
食べましょ。
せっかくの料理冷めちゃいますよ。』
そう架純に勧められ
料理を食べる事にした。
結局菜々は頭からその事が離れずにいた。
しかし、
事態は思わぬ方向に向かって行った。
そのお客さん…。
その後、希空が出勤する度に
現れた。
しかも毎回、自分が果てると
時間が余っているのにもかかわらず
帰っていった。
それが4回続き、
もし、明日も来たら聞いてみようと
希空は思った。
『どうしたんですか菜々さん。』
「今日来たお客さんヘンなのよ。」
『ヘンなお客さんはいっぱいいる
じゃないですか?』
「そうだけど、めちゃくちゃ無愛想で
プレイしたらすぐ果てちゃったと
思ったら、帰っちゃったの。
70分なのに、20分ぐらいで。
おかしいと思わない?」
『たしかにおかしいですね。
普通なら残りは喋るか、
もう1回するかですよね。』
「だから、ヘンなのよ。
なにか悪い事しちゃったかなーって。」
『考えすぎですよ。
食べましょ。
せっかくの料理冷めちゃいますよ。』
そう架純に勧められ
料理を食べる事にした。
結局菜々は頭からその事が離れずにいた。
しかし、
事態は思わぬ方向に向かって行った。
そのお客さん…。
その後、希空が出勤する度に
現れた。
しかも毎回、自分が果てると
時間が余っているのにもかかわらず
帰っていった。
それが4回続き、
もし、明日も来たら聞いてみようと
希空は思った。