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第6章 月に100万円のお小遣い

希空は店長の話を聞き終えて、

「店長、いろいろご迷惑を

かけて申し訳ありませんでした。

店長がよろしければ

デリヘルの方で働かせて

いただきたいです。」

と店長に返事をした。

『希空ちゃんすまないね。

希空ちゃんに限ってそんな事は

ないと思っていたんだが、

オーナーの知り合いが

オーナーに言ってしまったから

オーナーが大激怒して、

クビにしろと言われたけど、

さっきも言ったけど、

希空ちゃんはウチの看板だから

簡単にクビが切れないから

オーナーに謹慎処分にするって

言ったら、

なんとか収まったから、

一応、デリヘルの方は

こっちに面接したけど

そっちに紹介したって

言っておいたから

こっちの話は秘密にしといてね。』

店長は希空の事をかばってくれていたんだ。

ひとつ疑問が残った。

「店長、

ちなみにオーナーの知り合いの方って

私が接客したお客さんにいましたか?」

『あぁー、顔しか覚えていないが

希空ちゃんのリピーターだよ。

名前はわかんないけど、

間違いないと思うよ。』

希空はある事を思い出した。



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