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第6章 月に100万円のお小遣い

希空は肩がうなだれながら

使っている個室に向かった。

とりあえずロッカーにいれていた

化粧品や携帯の充電器や歯ブラシもろもろ、、、

ひととおり片付けて部屋を見渡し

帰るためにコールした。

受話器を取ったのは副店長だった。

「希空です。

片付け終わりました。」

『わかった、

じゃあ、クルマ用意するから

それまでに事務室の店長に挨拶してから

下まで降りてきてね。』

そう言われて受話器を置いた。

来た時よりもたくさんの荷物を持って

廊下を再び歩き、

事務室の店長に挨拶した。

「店長、

いろいろご迷惑かけました。

向こうで頑張ります。

お疲れ様でした。」

『希空ちゃん、

来月になったら連絡するから

それまで頑張りや。』

そう言って、いつものようにデスクの

パソコンの画面を見始めた。

希空は下に用意してくれたクルマに乗り

家と帰っていった

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