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疼くカラダ

第1章 ヤリタイダケ

「黙れよ、親に気付かれる。ほら、もうすぐ…」


トントンと、階段をのぼる音が聞こえてくる。


「翔平、騒ぐのやめなさい。近所迷惑よ」


おばちゃんの声だ。


助けて…と言おうとしたら、翔平くんがあたしに顔を近づける。


「声出してみろよ…全部、終わりだ。俺とまた遊びたいだろ?」


ニッコリと笑いながら言うその笑みが、怖い。



その間にも、翔平くんはあたしのショーツの上から股を触ってくる。



「あっ…ん…」



「ゆっくりするから…息、止めるな」



触ったまま、翔平くんが自身を押しあてる。



怖いよ…。



こんな翔平くん、知らない…。



「あぁっ…ヤバい、出そう」



翔平くんが顔をゆがめる。



そして、動きがピタりと止まった。



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