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疼くカラダ

第1章 ヤリタイダケ

「翔平、開けなさい。何してるの?」


おばちゃんの声が、ドアの向こうから聞こえてくる。



「ゲームしてんの!!今いーとこだから… 」



そして、あたしにキスをする。



優しいキスに、一気に気分がアガった。



…けど。
 


「力抜いて…もっかい入れる」



「んぐっ…」



やっぱ痛い、やめて!!



無理やり入れようとするから、身を捩って嫌がるけどやめてくれない。



「大人しくしろよ、入らねー」



「だって…痛いよぉっ」



「しょーがねーな」



翔平くんがやっとあたしの体から、異物を抜いた。



よかった……。



「母さん、今桜とプロレスしてんの。邪魔すんなよ」



「そうなの?ホントあんたたちって、騒がしいんだから。明日も朝練でしょ、早く寝なさいよ」



おばちゃんが、部屋の側から離れていく。



「はーっ、ビビった。ハメてるとこ見られたら、殺される」



「翔平くん…あたし、帰る」



ベッドから起き上がると、肩を掴まれた。





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