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疼くカラダ

第1章 ヤリタイダケ

恥ずかしいことに、この手のことに疎い。

どうなったら妊娠するとか、あんまり知識がなかった。

「どぉしよう…あたし…妊娠しちゃうの?」

「しねーよ、外出ししたから。あー、桜…マジサイコー。」

翔平くんが、あたしにキスをする。

そのあと、お腹についた液体をティッシュで拭き取ってくれた。

翔平くんと…しちゃった。

下腹部に鈍痛がしていて、なんだかまだアレが入っているような感覚。

「翔平くん…どういうつもりでこんなことしたの?」

あたしたち、両想いだったのかな。

「え?あー別に。もー帰っていいよ」

翔平くんはすぐにベッドに寝転がって、携帯をいじり始めた。

そんな!

「あたし…翔平くんが好き。付き合って欲しい」

思い切って言った。

部活で禁止されてるって言ったけど、あたしのことを彼女とも言ったよね?



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