テキストサイズ

疼くカラダ

第1章 ヤリタイダケ

「そーいうの重い。ヤリたかっただけ」

頭を殴られたような気がした。

「ウソ…だよね?好きでもないのに、あんなことするの?」

「ムラムラしたから」

ヒドイ…あんまりだよ…。

「そんな…」

「また、しよ。明日も俺の部屋に来いよ」

平然とそんなことを言うんだ?

涙が出てきたけど、慌てて拭った。





「お前が来ないなら、他の女とやる」

「他の…人…と?」

「セフレならいるから。けど顔がなー……。桜はかわいいよな」

ドキッとするようなことを言われ、変に期待をもってしまう。

「あたし…かわいくないよ」

「かわいーよ。だからまた、明日来いよな」

そのまま部屋を出て、自分の家に戻った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ