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ヒデは

まぶしい太陽の光で

目が醒めた。

ヤバイ。

もう待ち合わせ時間だ。

ヒデは

全速力で待ち合わせの駅の改札口まで

自転車を漕いだ。

駅近くの駐輪場に自転車を止め

駅の改札口まで猛ダッシュで

走った。

改札口前で待っている

菜々を見つけたので、

声をかけた。

着いたあと

遅刻した言い訳を言ったら

菜々は笑って許してくれた。

走った後だから

無性に喉が渇いたから

菜々がちょうど手にしていた

お茶をもらって一気飲みした。

よくよく考えると

間接キスしてると

思うと耳が赤くなった。

それを菜々に気づかれたが

間接キスの事を菜々は

気づいてなかったみたいなので、

なんでもないと答えて隠した。

一緒に菜々と自分の部屋に

帰る途中、スーパーで買い物をしに寄った。

今日の晩ごはんは菜々が

作ってくれる。

でも、なにを作るのか

教えてくれない。

期待しながら

アパートに戻った。