テキストサイズ

16歳〜菜々の初コイ物語〜

第4章 初デート ♀

待ち合わせ場所に着いた菜々は

ショッピングモールの噴水広場で

待っていた。

菜々は周りの視線が気になった。

「私の着ている服が似合わないから

みんな私の事見てるの?」

ココロの中で思っていると、

一人の男の人が菜々に声をかけてきた

『すいません。

ちょっとお話いいですか?』

「はい。私、変ですか?」

『違いますよ。

逆にすっごいかわいらしいかったので

声かけさせてもらったんです。

私、○○ってタウン雑誌の美少女図鑑の

担当している斎藤って言います。

もし、よかったら来月号のページに

掲載されてもらってもよろしいですか?』

そう言いながら斎藤は菜々に

名刺と社員証を菜々に見せた。

そのタウン雑誌はもちろん菜々も

毎月読んでいた。

でも、自分に自信のない菜々は

「私、かわいくないですよ。」

『大丈夫。十分かわいいよ。

僕、たくさんの女の子の写真とってるけど

あなた結構かわいい方だから

絶対、

みんなの反響もすごいと思うよ。

1枚だけお願いします。』

斎藤は年が10歳も下の菜々に頭を下げた。

なかば強引だったけど、

菜々は斎藤の依頼を承諾して

噴水広場の前で

1枚ポーズをとった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ