テキストサイズ

君の笑顔をーー

第17章 冬に咲いた花。



「はぁ⁈ 今日って‼︎ ちょ…蓮⁉︎」


『善は急げだ。』


蓮はそう言うとパンを食べた。


「………。もう..分かったよー。」



昼休みも終わり、午後の授業を受けるとあっという間に放課後。


私は紗彩に今日は一緒に帰れないコトを伝えて、駅前の◯ックへ急いだ。


中へ入ると蓮と大翔先輩………


(って…おい。何名様だ‼︎‼︎)


2人の他に、あと数人の先輩方。
勘弁してくれ…



『おお。泉‼︎ こっちー‼︎』

蓮が私を呼び、不自然に空いた蓮の隣。
壁際に座る。


「あの…。蓮?これは?笑」


私は思いきり引きつった笑みで蓮に問う。


『あー。こいつらも泉に会いたいんだと。オマケだ。』


(ぃゃ…そんなオマケは要らないよ..?)

ストーリーメニュー

TOPTOPへ