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君の笑顔をーー

第19章 ココロの動揺。




蓮はいつものようにさくら公園まで送ってくれる。


『俺、もう少し泉と一緒にいたい。』


「でも…蓮。大丈夫?遅くなっちゃわない?」


『ん。まだ平気。ダメか?』


「私は大丈夫だよ‼︎
ベンチに座って話そうか‼︎」


私たちはベンチに並んで座る。


『あー。あと3ヶ月で卒業かぁ…
なんか実感わかねー。
それに…泉と学校で弁当食ったり出来なくなんだな。』


「そうだね。もっと早くから一緒に居たかったなぁ。
でも、蓮とこうやって過ごしてるの楽しいよ‼︎
蓮は、先生になるために、まずは受験頑張ってね‼︎ 」


『おー。一応、A判定もらってるけどな。 でも調子乗ってっとヤベェからちゃんと勉強に集中するわ‼︎』


「うん‼︎ 蓮の受験、私も応援してるー‼︎」

私はそう言って、ジャングルジムによじ登った。

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