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君の笑顔をーー

第11章 告げる。



「は…?」


私は口をパカっと開けたまま
勇大を見ていた。


(これは何の冗談? 罰ゲーム?
陸の仕業なのか⁉︎ あいつ… )


『今日さ‼︎ …泉を誘って欲しいって
陸に頼んだの..俺..なんだ。』


(え……?)


『陸と泉が幼馴染だってことは
陸と仲良くなった時から聞いてた。

あいつが楽しそうに泉の話をしてたからさずっと話してみたかったんだよね。
どんな子なんだろう?って思って…』


「あ…はは。そうだったんだね..?」


『そして今年、初めて同じクラスになれた。

陸と泉が楽しそうに話してるのを
見てるうちに..なんか…気になりだして。

気付いたら、いつも泉を探してた。』


(ちょっと待ってよ…
マジで言ってるの…?)


勇大が………私を??

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