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お前は俺のxxx

第19章 嫌悪感…



『結愛。』


つい語気が荒くなる。
そして、結愛の肩が僅かに揺れた。


真っ直ぐ、結愛に向かって歩いた。


結愛は俺を見ようとはしない。
一緒にいる男が、俺に言葉を投げつけてきた。


『あ?』


(何なんだ。こいつは。)


俺は、結愛の腕を掴み、連れ出そうとした。
俺の腕を掴み、それを阻もうとする男。


イライラが増していく。


(こいつは、結愛の何なんだ?)


やたら俺に噛みついてくる男。
俺は、男を睨み続けた。

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