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お前は俺のxxx

第19章 嫌悪感…



結愛が口を開いた。

「離して下さい…。」

いつもの声のトーンと違う。
憎しみを込めたような、結愛の声。
そして、結愛は俺を睨みつける。


「これ以上、私に関わらないで…。
私に近寄らないで‼︎」


俺は、結愛のその言葉に。
嫌悪を剥き出しにする、その表情に。


言葉を失ってしまった。

そんなに、俺のことが嫌なのか…?

昨日、言ってくれた『安心する』って言葉は何だったんだよ…。


俺は、静かに結愛の手を離し
教室から出たーー



【颯太】ーSideー



End...


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