お前は俺のxxx
第30章 私の想い。
腫れが引くまでの一週間。
私は、学校を休んでいた。
香奈は毎日電話をくれた。
そして週末、私の家に泊まりに来てくれた。
『久しぶり!
顔の腫れはもう大丈夫みたいだね!』
「いらっしゃい♪
顔はもう平気だよー!」
私は、香奈を部屋へ通した。
香奈はキョロキョロと部屋を見回している。
『一人なのに部屋広くない⁉︎』
「あぁ…。パパがね…ははっ。」
『この部屋落ち着く〜♪
木の温もりの中に緑があって
すごく癒される〜☆』
香奈はソファでコロコロと寛いでいた。
夜ご飯は、香奈が食べたがっていた肉じゃが。
ほうれん草のおひたしとひじきの小鉢を出し、ご飯とお味噌汁を装う。