お前は俺のxxx
第30章 私の想い。
『マジで⁉︎ 作ってきてくれたの⁉︎
食べたい♪ 2人ともありがと☆』
香奈は俯きながら微笑んでいた。
近くにあったテーブルとベンチに座ると、お弁当をひろげた。
目を輝かせ喜んでいる流星先輩はまさに仔犬だ。
香奈の頭を撫で、ニコニコしている。
そして、食事を始めると、『旨い♪』を繰り返しパクつく流星先輩。
香奈の作ったおかずを喜んで食べていた。
『ん。旨い。これ結愛ちゃんが?』
「あ…はい。そうです。」
碧先輩が口に入れたのは、私の作ったコロッケだった。