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お前は俺のxxx

第43章 甘いキス。




『飲み物。』



颯太の右手には珈琲とミルクティーが握られていた。



「買ってきてくれたの?」



『ん。休憩。』



颯太は自分のネルシャツを脱ぐと
砂浜の上に敷いて私を座らせた。



「汚れちゃうから!」と言っても、颯太はそのまま隣に座り、缶のプルタブを開けてミルクティーを渡してくれた。



私はクスッと笑い「ありがと♪」とお礼を言って受け取る。



一見、冷たそうに見える颯太だけど、さり気ない優しさに、胸はキュンと反応してしまう。

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