お前は俺のxxx
第43章 甘いキス。
「珈琲って美味しいの?」
『旨いよ。飲むか?』
プルプルと首を横に振ると、颯太はククッと笑い、珈琲を口に含んだ。
私の頭の後ろに手を回した颯太は、重ねた唇から珈琲を流し込んだ。
コクっと喉がなると、颯太は私の唇をペロリと舐め、顔を離した。
『旨いだろ?』
私は真っ赤になりながら、コクンと頷いた。
私の反応を見て、いつもの意地悪な顔をする颯太。
「俺もそれ飲みてぇ。」
それ。と颯太が指差したのは
私の手にあるミルクティー。
はい。って渡すんじゃ…無いよね…?