お前は俺のxxx
第51章 Spark⁉︎
颯太のところにかけよると、クッと笑って頭を撫でてきた。
『お前どんだけ走ったんだよ。
髪が乱れてるぞ?』
「え?本当⁉︎待たせちゃうって思って..」
『お前なら、いくらでも待っててやる』
私は颯太に抱きついた。
力いっぱいギューっと抱きしめる。
「あれ…?何であそこにいたの?」
『俺らもあそこにいたから。』
「え?あ...もしかして心配だった?」
私が颯太をからかうと、『うるせぇ』と頭をくしゃくしゃにされた。
私からのメールを見て、部屋を出たら私たちの声が聞こえたのだと教えてくれた。