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お前は俺のxxx

第60章 壊される幸せ。



私は床に散らばった書籍をまとめていた。


『結愛ちゃんは優しいね?』


「え?何で?」


顔を上げると目の前に、樹くんの顔がある。


わぁ⁉︎


「あ.あの..いつ.きくん?」


私の頬を撫でてきた。
慌てて身を引くと距離を詰めてくる。



『可愛い。』



「ゃ..樹くん..あの。」



樹くんは私の頬を撫でると顔に手を添える。



指先が耳に触れた時、ピクっと反応してしまった。


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