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お前は俺のxxx

第66章 触るなよ?




結愛は俺を見ようとしない。
俺の問いかけに答えることもない。


顔を背けて、涙を流すだけだった。



何でだよ。
なんとか言えよ。


こいつに何かされたんなら…


『助けて』って言えよ‼︎


お前を守ってやるよ‼︎



朝倉は俺を見て口元を吊り上げた。
そして、結愛の顎を掴むと唇を重ねた。


俺の鼓動が大きく跳ねた。


啄ばむような深いキスをされても
結愛は抵抗をしなかった。



絶望と怒りーー

抑えようのない感情は
俺の頭ん中を崩壊にさせた。

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