お前は俺のxxx
第84章 2人の距離。
ど..どうしよう..
えと..
『結愛ちゃん。
彼にも素直になりな。
俺は結愛ちゃんが好きだった。
これからも、俺は結愛ちゃんの味方だから。
いつでも連絡してきなよ?
こっちに帰ってきた時は、また笑顔を見せて。』
修くんはそっと私の体を離すと
優しい顔で微笑んでくれた。
私の瞳から涙が零れ落ちた。
隣にいてくれて、いつも私の話を聞いてくれて、颯太との事を応援してくれた。
励ましてくれて、楽しい時間を過ごさせてくれた。
修くんは本当に素敵な人。
大切な友達になれた。
私は涙を拭うと
修くんに笑顔を向けニコっと笑った。
「修くん!ありがと!」
そして、みんなに手を振り
搭乗ゲートへ入った。