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お前は俺のxxx

第96章 ★妖麗な彼女。




【颯太】ーSideー



結愛の幼なじみのことで、
少しイラっとしていた。



ガキの頃の話なのに、そんな事にまでイライラする俺の方がガキだ。



結愛は俺に抱きつくと、不安そうな顔をして瞳には涙を浮かべながら目の前に顔を寄せてきた。



「やだょ...私を見てくれなきゃヤダ..」



そんな可愛いことを言ってくる結愛に、つい顔が綻んでしまう。



本当、可愛いヤツ...



体は小せぇし、幼い子どもみたいで愛しくて堪らない。


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