お前は俺のxxx
第100章 ★今日はお前が..
「わぁ⁉︎」
『早く部屋入って乾かせ。』
颯太は私の手を引きながら部屋の中に入った。
『結愛…。』
颯太は部屋の中に入ると、その場に立ち尽くす。
それもそのはず…
ある程度は片付いているものの、
作業途中のパネルや資料…
模型で使ったスチレンの破片を入れたゴミ袋が、リビングに置かれたままだ。
「ご.ご.ごめん!今片付ける!」
私が片付けようとすると、颯太はそれを制して『お前は先に髪を乾かせ。』と、私をドレッサーのスツールに座らせた。
そして、颯太は散らばった資料をまとめ始めた。
「ちょ⁉︎颯太⁉︎自分で…」
『風邪引くから早く乾かせ。』
私が急いで髪をブローしていると、颯太はククっと笑いながら部屋を片付けていった。