お前は俺のxxx
第100章 ★今日はお前が..
長く伸ばした髪を乾かすのは時間もかかる。
乾いた時には、散らかっていた部屋はきれいに片付けられていた。
「本当ゴメン…。
片付けてもらっちゃって。」
『お前はいつも、俺の家片付けてくれてんだろ。それに俺は散らばってたのまとめただけだし。』
それでも…
こんな部屋見られたら恥ずかしいよ。
私はコーヒーと紅茶を入れて、颯太の座るソファの隣に腰を下ろした。
「でも、急にどうしたの?
課題終わるまではダメって…」
『お前の顔が見たかったんだよ。
自分から言っといて、俺ダセぇな。』
「颯太…。」
颯太は私の顔を見るとフッと笑い
頬を優しく撫でた。
その優しい笑みに鼓動がトクトクと音を立てる。