テキストサイズ

依存症

第13章 【逆転】





……震える指…

インターホンを押した…
ドキン
ドキン
うるさい心臓の音

今さらチキンになるなって


返事も物音もしない…居ないんだ……
アタシはため息とともにドアの前に座り込んだ


「…どうしよっ…」

寒い…
眠い…
ああ…アタシ前の日ろくに寝てないんだ



『…ゅな…




じゅな』



ストーリーメニュー

TOPTOPへ