モテモテ男の裏の顔⁉︎
第26章 言えよ。
無事、売店で焼そばパンをゲットするといつもの場所へと歩いていた。
『佐々木さん。』
後ろから声をかけられて振り向くと
クルクル巻き巻きヘアのギャル達。
つけま何枚重ね⁉︎
その目どうやってんの⁉︎
スゲェ‼︎
と心の中で感心していた私。
『ちょっと付いてきて。』
(これは…呼び出しってやつ?)
多分3年生だろう。
呼び出される理由なんて
一つしかないよな…。
私は言われた通りギャル達の後ろをついて行った。
あー。
色んな視線が痛い…
これだけ目立つ集団に連れられて歩いてんだもん。もう、あからさまだよね。
ゴジラに呼び出される方が…
まだマシだ。