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モテモテ男の裏の顔⁉︎

第34章 彼の所有印。



『クククッ。
なに必死になって隠してんの?お前が寝てる間にじっくりと観察したけど?』


「な‼︎⁉︎へ.変態‼︎‼︎」


私の顔を覗き込みながら、
湊は妖しく笑った。


私は熱を帯びていく顔をシーツで隠した。


『ククッ。だから今さら恥ずかしがるなっての。さっき俺の腕ん中で可愛いく鳴いてたのは誰だっけ?』


「やぁ⁉︎
何でそんなこと言うのよ‼︎⁉︎」


私が腕を振り上げると、
湊にガシっと手首を掴まれた。


『お。良い眺め♪』


包まっていた掛け布団がズレ、露わになった肌…


「ギャああぁぁ⁉︎見るな‼︎変態‼︎」


『お前..彼氏に変態って言うか?』


湊の口から紡がれた

〝彼氏〟という言葉…

どこかくすぐったいような言葉に
私の鼓動はトクンと音を立てた。

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