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モテモテ男の裏の顔⁉︎

第34章 彼の所有印。



「は.恥ずかしいって‼︎
そんなに見ないでよ‼︎」


私は湊の腕を振り解こうと暴れると、そのままグィっと抱き寄せられた。


直接触れ合う肌から、湊の熱が伝わってくる。


『こうすれば見えねぇだろ。』


見え無いけどさ…
確かに見え無いけど…


なんかそれは違う‼︎‼︎


バクバクと鳴り響く自分の鼓動が、湊に聞こえてしまいそうで余計に恥ずかしさが増していく。


『日和。』


耳元で名前を呼ばれ、
ゾクっと身体が震えてしまう。


湊は髪にキスを落とすと、
私の顔を見つめてきた。


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