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モテモテ男の裏の顔⁉︎

第34章 彼の所有印。



『お前のそういう反応..すげぇ可愛い..』


そんな顔で見つめないでよ...

優しい顔で甘い言葉かけないでよ..


「バ..バカ...。」


直視できなくなった私は俯くと
湊の胸板に顔を寄せた。


トクトク...と湊の鼓動が耳に届く。


湊の胸元にチュっと唇で触れた。



『何?お前もつけんの?』


(つける?)


「何を?」


湊は指で膨らみを撫でると
『これ。』と指をさした。


私はそこに視線を落とすと声を上げた。


「は⁉︎⁉︎な.なにこれ⁉︎」


『俺の印。』


そこには紅く色づいた
キスマークが残されていた。


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