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『画鋲だね。じゃ無いッスよ‼︎
何でこんなことされて...
あ。もしかして、あの噂のせいッスか？』


噂とは多分、湊とのことだろう。

あの時は〝彼女のフリ〟をしてただけ。

だから周りから聞かれると、返答に困るし軽く流していたけど…


でも今では…


「多分そうだろうね。
まぁ、噂って言ってもほん..」


『あんなの単なる噂ッスよね！まさか日和センパイがあのイケメンな先輩とって。ははっ！無い無い！』


おいおい…
突っ込み所があり過ぎなんだけど？


耕太は笑いながら私の隣を歩いた。