モテモテ男の裏の顔⁉︎
第37章 彼に守られて。
(みんなが見てる前で..こんな‼︎)
湊の突然の行動に戸惑いつつも、優しくキスを落としてきた湊からは『心配するな。』そんな気持ちが注がれている様な感覚に力が抜けていく。
唇がゆっくり離れると、湊はそっと手の甲で私の頬を撫で、フワッと優しい笑みを浮かべた。
『日和。お前は俺の彼女だ。
堂々としてればいいんだよ。』
そんな湊を見て、キュっと胸が締め付けられるような幸せな気持ちに包まれた。
トクトクと激しく音を立て続ける鼓動に、上手く言葉が出てこなくて、私はコクっと頷くことしが出来ずにいる。