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モテモテ男の裏の顔⁉︎

第38章 ★こんなとこで⁉︎




俺を見つめてくる日和の瞳を見て、トクっと鼓動が跳ねる。


(そんな顔で見んじゃねぇよ…)


俺は日和に顔を寄せ、耳元で囁く。


『そんな顔して誘ってる?』


吐息が日和の耳に触れ、ピクっと体を震わせた日和の口からは甘い声が洩れた。


「んァ..何言って..⁉︎ 」


俺の体を押し返し離れようとする日和。


そのまま舌で耳を撫でると、ギュっと胸元にしがみ付いてきた。


「やァ..ふ..湊..ここ..学校..んン..」


『お前がそんな顔するのが悪い。』


日和を抱き起こし、向き合うように膝の上に乗せると、耳元から首筋に舌を這わせ、鎖骨を甘噛みする。


声を抑えようと、必死で口元を手で覆う日和の頬は赤く色づき、上気していく。


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