テキストサイズ

モテモテ男の裏の顔⁉︎

第16章 何で私が..




さっきの店は雑居ビルの中だった。


店を飛び出すとき、あいつらが私を追いかけようとしているのが見えた。


私は必死に階段を駆け下りて唖然とした。



(どこだよここ⁉︎)



ネオンの光がギラギラと輝くビルが建ち並んでいて、スーツ姿のサラリーマンやドレスを着たお姉様たちが目に飛び込んできた。



道を歩くサラリーマンや酔っ払いのオヤジは私の姿を好奇の目で見てくる。



『いたいた〜!待てって!』



(げッ⁉︎)



私は捕まらないように、
人の間を縫うように走った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ