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天女

第2章 出会い。え、ここ現代じゃないの!?

「や......だ やめてっ私は大切な人に抱いてほしいの......」

吐息も 自分の頬にかかる髪もくすぐったい

「大切な人とは?」

「......わ、私の意思をちゃんと尊重してくれて......それで......」


「それで? 」

ビクン


肉樹があたる度に、

身体が熱くなってゆく。


ビクン

「あんっもう限界......」


だけど

ゆっくりと彼は私から身体を遠ざける


「興がさめた」

やっと離れてくれた

でも
相手の身体が離れると、
生暖かさのような......
不快だと言いたいわけじゃないけど。

全身が火照っている。

下の方の鼓動が止まらない。




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