泣き虫リトル
第1章 “間違い”
いつもより早く家を出て、そのまま走ってきたわけだから
学校に着いたのはビックリするぐらい早い時間だった。
こんな早い時間に来たのは初めてだなーなんて思いながら教室を開ける。
『あれっ遼じゃん!』
「おー圭斗おは。早いな」
誰もまだ来てないと思ってたら遼がいて驚いた。
遼ー本名は西垣 遼太郎ーは俺と中1の時から3年間一緒のクラスで、一番仲がいい。
つまり親友ってやつ。
『お前いつもこんな早く来てんの?』
「まぁなー勉強してるわけですよ」
『えっキモ』
「おい受験生だろうが」
自分の荷物を机に置いて、遼の机の前の席の椅子を借りて遼と向かい合って座る。
『んじゃ俺は寝よーっと』
遼の机の上に顔を伏せる。
「おい、腕じゃまw勉強してる俺の机で寝んなー」
『えー』
「えーじゃない」
『眠いんだってー、、、昨日はなかなか寝付けなかったし、、』
「はいはい、、、、お前が夜寝れなかったとか珍しいな」
遼が伏せてる俺の髪の毛をゆっくり梳く。
『んー、、、』
それがちょっと気持ちよくて、安心して、すぐに睡魔が襲ってきた。
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