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溺愛禁止。

第3章 バイト仲間

バイトしている人達は、同世代も居れば
30代から40代まで様々だった。


宮川月子さんは、“月子って呼んでね”そう言ってくれて私は“月子さん”って呼ぶようにしている。


他の人とはまだ仕事の話以外はできないけど


月子さんは何かと私を気遣ってくれて
他愛ない話も聞かせてくれる。


明るくてみんなに慕われている月子さんが
私は羨ましく思えた。





そして…




宮城蓮君。




蓮君も明るくて、月子さんと蓮君が居るからこの職場はうまくいっているような気がしていた。



まだ私の中で男性と話すことに不安があるから


蓮君が話掛けてくれても
そっけない態度をとってしまうのだった。


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