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溺愛禁止。

第9章 ちょっとだけなら許可します。

「恋実ちゃん…大好きだよ。」



言わせるつもりだったのに…


でも、まあいいや…。



そう思っていると---









「す、好きっ、だよ…。」









!!!






真っ直ぐ俺を見つめるその瞳と


それ以上赤くなることはないだろうと思える程の頬の色。


恋実ちゃんは、俺の背中に回してある両手で俺のシャツを掴む。






「もう一回…言って?」



ダメもとでお願いすると








「蓮君……好き…。」



名前付きで言ってくれた。











嬉しすぎて





幸せすぎて





ぶっ倒れそうだ。







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