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溺愛禁止。

第9章 ちょっとだけなら許可します。

可愛い…///



どうしてそんなに可愛いのか?



罪深い笑顔だな…。










他の男の前ではそんな顔見せないで…。





一瞬そんな思いが頭の中で過る。



絶対に口にしてはいけない言葉。



恋実ちゃんに二度と同じ思いはさせちゃ駄目なんだ。


歴代の彼氏に並べられないようにしなきゃ…。





だけど、




さっきから気になることが…。


視界に入れないようにしても入ってくるコイツ。




アイツに抱かれたのか…。




聞かないのが大人なのか?










「蓮君…どうしたの?」




黙って見つめる俺に不安げな表情の恋実ちゃん。




「なんでも無いよ…。」





もう奴のことを思い出させるのはやめよう…。







首元にあるキスマークは


見なかったことにしてあげよう…。







俺は、恋実ちゃんの頬を固定したまま




唇に



キスをした。

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