溺愛禁止。
第3章 バイト仲間
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バイト先から徒歩5分の所にある居酒屋に来ていた。
同世代のお客さんが多い若者向けのお店だ。
「恋実ちゃん、ここは何でも美味しいよ。
私のお勧めは…んー、全部。」
「それじゃあ、ちっとも参考にならないだろ?」
「じゃあ蓮のお勧めを言いなさいよ。」
「俺のお勧め?えーと……、お好み焼きに焼きそばに鶏の唐揚げにイカ焼きに…」
「そんなに沢山言ったって益々わかんないでしょう?」
そう言って笑う月子さんと、
そうだな、と笑う蓮君。
二人は本当に仲がいいんだな…。
結局私はメニューから自分が食べたいと思った海老グラタンを頼んだ。
二人はビールを飲んでいるけど
私は飲めないから烏龍茶にした。
二人はいろんな話で盛り上がっているけど
私は黙々と食べている。
なんで、私…
ここに来たんだっけ…。
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バイト先から徒歩5分の所にある居酒屋に来ていた。
同世代のお客さんが多い若者向けのお店だ。
「恋実ちゃん、ここは何でも美味しいよ。
私のお勧めは…んー、全部。」
「それじゃあ、ちっとも参考にならないだろ?」
「じゃあ蓮のお勧めを言いなさいよ。」
「俺のお勧め?えーと……、お好み焼きに焼きそばに鶏の唐揚げにイカ焼きに…」
「そんなに沢山言ったって益々わかんないでしょう?」
そう言って笑う月子さんと、
そうだな、と笑う蓮君。
二人は本当に仲がいいんだな…。
結局私はメニューから自分が食べたいと思った海老グラタンを頼んだ。
二人はビールを飲んでいるけど
私は飲めないから烏龍茶にした。
二人はいろんな話で盛り上がっているけど
私は黙々と食べている。
なんで、私…
ここに来たんだっけ…。