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「なぁ…恋実…。

急に連絡取れなくなって、俺は寂しかった。」


…健太…。



「恋実は…寂しくなかったのか？

俺達のこと、思い出したりしなかったか？

みんな、心配してたんだぞ？」






…会いたかったよ…。


誰かの所に逃げようかと思ったこともあった。


だけど、やっぱり迷惑は掛けられないと思って
行動に移すことはできなかった。



「ずっと…謝りたいと思ってた…。」




皆と笑い合っていた光景が蘇ってきて…


何故だろう…


涙が頬を伝うのは…。






「健太…私ね？…」





それから…健太に今までのこと、圭一のことを全て話した。





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「助けてやれなくてごめんな？

俺が…助けてやりたかった…。

恋実の気持ちに気付いてやれなくて、ごめん。」



私が話終わると健太はそう言った。



「健太が謝ることないよ…
悪いのは弱かった私だから。


ずっと、連絡できなくて…ごめんなさい。」







もっと、早く言いたかった言葉。




「ずっと心配してくれてて…

ありがとう。」