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溺愛禁止。

第11章 邪魔する男



「同窓会なんだけどさ…

仲良かった6人だけで集まろうぜ?」



「え?」



「俺と、和也と学

恋実と奈央子と由佳莉の6人で…

っていうか
俺は最初からそのつもりだったけどね。」


「じゃあ、ハガキは…」



「そんなもの用意するわけ無いじゃん。」


「無いじゃん、って…。」



「恋実と、なんとか二人で会えないかなって考えた作戦だっただけだから。


それより、奈央子の結婚式が近いから
急いで連絡回して日にち決めとくよ。」



「…うん。」



奈央子が結婚して海外に行っちゃうのも
健太に教えてもらうまで知らなくて…


あんなに仲良かったのに…。





由佳莉…


“恋実ってそういう子だったんだ”

“恋実は友達より男の方が大事だもんね”



………。




「恋実…?

あんま気にすんなよ?


きっとみんな…許してくれるよ。
みんな、そういう奴だったろ?


また、あの頃みたいに
6人で笑い合お?」




「…うん…。」





皆とあの頃みたいに話せるかな…。



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