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溺愛禁止。

第4章 デート

私は…この先
誰かを好きになることができるんだろうか…。


過去に付き合った人達。
三人とも、一度は好きになった人達。



だけど、ちっともいい思い出なんか無い。



嫌なこと…ばかり。



“恋実ってそういう子だったんだ”

“恋実は友達より男の方が大事だもんね”



離れていった友達。






だけど---




悪いのは彼らだけじゃない。




彼らの言いなりになってきた自分も…


悪かったんだ。






“怖い”




その思いが芽生えた時すぐに
圭一に別れを告げるべきだった。




益々…



自分が嫌になる…。

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