溺愛禁止。
第2章 束縛彼氏。
少しずつでいいから
昔の私に戻りたい…。
私はそう思っていた。
面接を10件受けてやっと受かったアルバイトは居酒屋の調理場だった。
私は小さい頃から料理は好きだったし
専門学校の時のバイトも居酒屋の調理場だったから自信はあった。
そして…アルバイトの初日。
電話で言われた通り、指示された従業員入口を見つけて中に入ると
入口付近にある従業員トイレの掃除をしている年上であろう女性が私に気付いた。
「あ、新しいバイトの子?」
「はい…佐伯恋実です。」
「れみちゃん?可愛い。
私は宮川月子(みやかわつきこ)24歳、よろしくね。
れみちゃんいくつ?彼氏居るの?」
「…え、えっと…。」
宮川さんの勢いにたじろいでいると
「おい月子、その子ビビってるだろ?
初対面で根掘り葉掘り聞くんじゃないよ。」
昔の私に戻りたい…。
私はそう思っていた。
面接を10件受けてやっと受かったアルバイトは居酒屋の調理場だった。
私は小さい頃から料理は好きだったし
専門学校の時のバイトも居酒屋の調理場だったから自信はあった。
そして…アルバイトの初日。
電話で言われた通り、指示された従業員入口を見つけて中に入ると
入口付近にある従業員トイレの掃除をしている年上であろう女性が私に気付いた。
「あ、新しいバイトの子?」
「はい…佐伯恋実です。」
「れみちゃん?可愛い。
私は宮川月子(みやかわつきこ)24歳、よろしくね。
れみちゃんいくつ?彼氏居るの?」
「…え、えっと…。」
宮川さんの勢いにたじろいでいると
「おい月子、その子ビビってるだろ?
初対面で根掘り葉掘り聞くんじゃないよ。」