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溺愛禁止。

第7章 訪問者

そんなこと…あるはずがない。


奴のことがまだ好きなら


あんな苦しそうな泣き方をするはずがない。




少しずつ変わってきてたのに…


ちょっとずつ自然に笑うことも出来るようになってきてたのに。







恋実ちゃん……




どうか---





強い意思を持って…。















俺は、諦めたりしないから。














“私は絶対に…束縛はされたくないの…”







あの日、俺に話してくれたことが




恋実ちゃんの本心だと






信じてる。

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