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溺愛禁止。

第7章 訪問者

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ドアを開けると


私がこの世で一番会いたくなかった


圭一が…顔を出した。






迂闊だった…。





圭一は…ズカズカと部屋の中に入って来て



「何で逃げた?」



その言葉と同時に私を押し倒した。




鋭い目に睨まれて
怖くて…私は何も言えなかった。



そんな私を見て何が面白いのか圭一は微笑んだ。



「やっぱり…恋実が一番可愛い。」



そう言って私に無理矢理キスをした。






唇に


頬に…




気持ち悪かった…。







圭一の唇が首筋に移動した時、
圭一の動きが止まった。








蓮君がつけたキスマークがうっすらと
残っていたのを




圭一は見逃さなかったのだ。

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