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最後の恋は甘めの味で

第2章 生意気

タンッ




という小気味のいい音がし、作業の終わりを告げる。






上條くんが作業をしている間に申し訳程度の謝罪として自販機で買っといたブラックを上條くんの机の上に置く。




「お疲れ様」



声をかけるも返答はなく上條くんはじっと私を見詰めた。


「.........」


「.........」






しばしの沈黙。





それが耐えられず思わず口を開く。




「なによ」

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