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最後の恋は甘めの味で

第2章 生意気

「居酒屋で酒奢ってください。それで許すんで」





そんな声が聞こえ、上條くんの顔を見る。




上條くんの綺麗な顔は......今にも笑い出しそうで....




「っ......くっ......何、期待したんすか......暁さ.....ぶはっ」




言葉の途中で我慢が出来なくなったらしく大声で笑い出す上條くん。





震える私。




そして





「上條くん.......私に頭を差し出しなさい!!!」






そんな声が部署内に響いたのだった。

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