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最後の恋は甘めの味で

第16章 燻った気持ち



相変わらずマッサージチェアだけが異様な存在感を放つ休憩室に連れられれば、


その狭さに胸がらしくもなく高鳴る。


とりあえず、暁さんとの距離が近すぎる。


当の本人はそんなこと気にしてもないようで.....


自分が馬鹿らしくなり、普通に会話を投げかける。


「本当、名前マッサージチェア室に変えればいいのに」



って....なんだそりゃ....



緊張が話題に出たとは正にこのこと。

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